施工前の状況
築32年、某ハウスメーカーの中古住宅を購入されたO様。
全く断熱性能が考慮されていないアルミサッシで、冬はとにかく寒いからと窓リフォームの見積依頼をいただきました。
お問い合わせいただいた当初より、樹脂窓かアルミ樹脂複合窓への取替えを検討されていたため、窓断熱の重要性はよくご理解されているようでした。というのも、窓は家の中で最も熱の出入りが多い場所。
特に今回のO様邸のように、北向きのキッチンは日の光が当たりにくく冷えやすいので、窓の”断熱対策”はとても大切です。
施工前後の比較
室外側がアルミ枠、室内側が樹脂枠でできた、アルミ樹脂複合窓へと取替えさせていただきました。
樹脂はアルミの1000倍熱を通しにくい素材で、室内の暖かい空気が外へ逃げるのを防ぎます。
それと同時に、窓自体が冷えにくいので、結露の発生を抑える効果も。
ガラスも断熱効果のあるLow-E複層ガラスを採用いただきましたので、窓の断熱性能はさらにアップ!
本当は家中の窓を取替えされたかったのですが、ほかのほとんどの箇所はカバー工法(壁を壊さずに窓を取替える方法)では取替えができませんでした。
そこで内窓を取付けることに。その様子は別の記事でご紹介します。
O様、ありがとうございました。
商品紹介:Low-E複層ガラス (断熱タイプ)
複層ガラスの内側に、熱の伝わりを抑えるLow-E金属膜をコーティング。
室内の暖かさや涼しさを室外に逃がさない断熱性に加え、差し込む太陽の熱は室内に取り込み、室内の暖かさを保ちます。
動きが悪くなってきた玄関引戸を玄関ドアに
窓の取替工事とあわせて、玄関引戸をドアに取替えていただきました。
『玄関引戸の戸車の動きが悪くなり、開け閉めが重たくなってきたのでと、リフォームのご依頼をいただきました。出入りする幅が以前よりも広くなり、電子錠で施解錠が便利に。断熱仕様のドアで年中過ごしやすい玄関に生まれ変わりました。』
詳細は下記リンクから。
築32年のアルミ製勝手口ドアを断熱タイプに
勝手口ドアも新しく取替えさせていただきました。
『築32年の中古住宅で、施工前は断熱性能がまったく考慮されていないアルミドアでした。今回、断熱タイプの勝手口ドアをお選びいただき、夏はすずしく、冬はあたたかいキッチン周りに。結露の抑制にも効果が期待できます。』
詳細は下記リンクから。
窓交換を断念したかわりに内窓で断熱対策を
窓の取替えができなかったところは、内窓の取付けをさせていただきました。
『お施主様の当初の希望としては、家中のアルミサッシを樹脂窓かアルミ樹脂複合窓へと取替えたかったそうですが、現地調査の結果、ほとんどの窓がカバー工法(壁を壊さずに窓を取替える方法)では取替えできないということが判明。やむなく、内窓で断熱対策をすることに。』
詳細は下記リンクから。