施工前の状況
築50年以上になる木造戸建て住宅。
木製の窓をアルミサッシに取替えたいとご相談いただきました。
あまりにも古くなってきているということと、開け閉めの際にガタガタ音がするので防犯上は心配はしていないが、『密閉性(気密性)がまったくないから』ということでした。
室内外アルミ枠の窓と、室外側がアルミ・室内側が樹脂枠でできた『アルミ樹脂複合窓』の2種類の窓で御見積させていただきましたが、断熱性能の高いアルミ樹脂複合窓でリフォームさせていただくこととなりました。
施工中の様子
窓を新しくするにあたり、既設の木製雨戸は使えなくなりますので撤去しました。撤去の跡が分からないようにするため、これから板金材を外壁に張っていきます。写真は、板金材を張る前の工程で、防水シートを敷設したところです。
ほとんどの雨水は、外壁材の表面を流れ落ちていきますが、シーリングの劣化によって生じた隙間などから、万が一雨水が浸入してしまった場合、構造体にまで達しないようにするためのものです。
施工前後の比較
すべての写真は掲載しませんが、合計6カ所の窓をアルミ樹脂複合窓へと取替えさせていただきました。
アルミ樹脂複合窓の室内側には、熱を通しにくい樹脂が使われているので、外気温の影響を受けにくい窓になりました。
また、以前の木製の窓は『ガタガタしていた』ということから、隙間が多く、冷暖房の効率も悪かったということになります。今回の窓リフォームで、ガタガタも解消され、気密性がアップ!冷暖房の効きが良くなり、光熱費の節約にもつながるはずです。
Y様、ありがとうございました。
室外側がアルミ・室内側が樹脂でできた『アルミ樹脂複合窓』
価格を抑えたアルミと、断熱効果のある樹脂の両方を兼ね備えたアルミ樹脂複合窓。
特に室内側は樹脂枠でできているので、外気温の影響を受けにくくし、結露の抑制などに効果があります。