お風呂の排水を流した後、屋外の犬走り(下記写真参照)が湿ってくるようになり、浴室のリフォームを決意されたそうです。

（漏水の原因は、浴槽下のすり鉢状の水受けが、経年劣化によりひび割れていたため。タイル張りのお風呂は、間接排水という形式をとっており、浴槽の排水口と排水パイプは直接繋がっていません。水受けに水が溜まって、そこから徐々に排水されるという構造です。コンクリートでできている水受けがひび割れて、そこから屋外へ染み出していたようです。）

同時に追い炊き機能付き給湯器への交換と、洗面所のリフォームも一緒にご依頼いただきました。
今回の記事では浴室リフォームの様子をご紹介いたします。

建物の周りを囲うように設けられた、コンクリートや砂利で施工された部分のこと。そのほとんどが40cm～60cm幅で、犬が走れるくらいの幅しかないことから、犬走りと呼ばれています。

既存の浴槽、床のタイル等を撤去していきます。
手前は洗面所ですが、浴室との間仕切壁・ガラス戸を撤去し、同時進行でリフォームを進めていきます。

ユニットバスを据えるため、コンクリートの土間を作り、十分に乾かせます。

ユニットバスを組立てし、出入り口の折戸も取付けます。
(この後、手前の洗面所との間の間仕切り壁を作り、内装工事を終えて、すべての工事が完了となります。)

冷たくて寒い、タイル張りの浴室が、ユニットバスへと生まれ変わりました。
今回窓は何もリフォームしていませんので、窓を避けるように、鏡・シャワーフックを取付けています。
以前の浴室の出入り口は段差がありましたが、新しくユニットバスへと取替えて段差がなくなりました。つまずき防止になりますね。

以前よりも、浴槽が広くなり、ゆったりと入浴できるようになりました。

また、一緒に追い炊き機能付き給湯器へ取替えていただいたので、追い炊きができるように。
一方、新しい浴槽は、断熱材で覆われた”高断熱浴槽”となっているので、お湯が冷めにくく、４時間経っても湯温低下は2.5℃以内だそうです。追い炊きの回数を抑えてくれるので、ガス代節約にも考慮されています。

リフォームで、快適さと省エネ性の両方を兼ね備えた、最新の浴室になりましたね。
ゆっくりとくつろいで、毎日の疲れを癒してください。

Y様、ありがとうございました。

今回の浴室リフォーム工事のほか、給湯器、洗面所のリフォーム工事もご注文いただいたY様は、国土交通省「グリーン住宅ポイント制度」の申請要件を満たし、合計67,000ポイントが国から付与される予定です。このポイントは、食料品や家電、家具などのさまざまな日用品と交換できます。

ぜひこの機会に、皆様もお得にリフォームいかがでしょうか。

※今回の浴室リフォーム工事の内容だけでは、同制度への申請はできません。
※事務局登録済みの製品で工事をする必要がございます。詳しくは当店へお問い合わせください。