施工前
築53年の廊下の床に劣化でトゲが出てきたので、お孫さんが遊びに来た時危ないので、張り替えたいとご依頼をいただきました。
伺うと少しきしみやフワフワした箇所も一部みられたので、一度捲って下地を補強しての張り替えをご提案させていただきました。
長年使われた奥に見える幅500mmサイズの洗面台も取り替えて、水栓もお孫さんが使いやすかったり、コロナウィルス対策で自動水栓に取り替えする事になりました。
こちらのトイレの手洗器の方も洗面台と同じく自動水栓に取り替えます。
施工中
まず2人がかりで既設の洗面台を撤去し、床を解体していきます。
これぐらいの築年数になると床下が土のままの基礎の構造で、湿気も溜まりやすいのですが床下は乾いており、良好な状態でした。
解体が完了したら根太の補強をし、カラーフロアの施工をしていきます。
洗面台取付
もう一人は水栓を自動水栓へ取り替え、洗面化粧台の取り付け作業を行います。
もともとセットで付いていた手動の水栓を取り替えて、洗面台を設置します。
施工後
洗面化粧台は本体のみ(ミラーキャビネット無)の幅が500mmサイズのもので、今回はLIXILオフト【FTV1N-503】を選定しました。
自動水栓はこちらもLIXILのAM-300 オートマージュAを取り付けました。
手を近づけるだけでセンサーが感知して吐水する自動水栓。効果的に節水と省エネを実現します。
円形と直線を組み合わせた空間になじむシンプルなデザインで本体に凹凸がなく、お掃除もサッとひと拭きと簡単にできます。
手が洗いやすい十分な吐水口空間と、見やすいピクト表示で快適に使えます。
電池部分は収納部分に設置してあります。
電源不要の水力(自己)発電方式をアクエナジーといい、今回取り付けた自動水栓もアクエナジー仕様です。
以前は専用のリチウム電池でしたが、現在は単3乾電池式となり、電池交換も簡単になっています。
電気工事無しで簡単に自動水栓への取り替えが可能です。
お施主様もどうせならもっと早くにやっておけば良かったとおっしゃっていたのですが、これでお孫さんがいらした際に思う存分素足で走りまわってもらえそうですし、水栓の水も自動で出るので喜んでいただければ幸いです。