施工前の状況
いつもご贔屓にしていただいているお客様から、お隣様との境界にフェンスを取り付けたいとご相談いただきました。
今回はブロックを積み上げ、そこにフェンスを取り付ける工事をご紹介します。
施工中の様子
まずはブロックが倒れないよう、地中に基礎を作ります。
地面を掘り、砕石(さいせき)を均一に敷き詰めた後、振動を与えて土を締め固めます。
これにより、この上に打設するコンクリート基礎の沈下を防ぎます。
鉄筋を組んだのち、コンクリートを打設。
しっかりと乾燥させ、いざブロック積み工事へ。
コンクリート基礎の上にブロックを積み上げていきます。
その間、ブロック同士を連結させる接着剤として、隙間や目地にモルタル(セメントと砂と水を混ぜたもの)を詰めます。
モルタルを充填することで、倒壊しづらい強固な塀に仕上がります。
水平・垂直を確認しながら、フェンスの支柱もモルタルで固定します。
目隠し部分となる本体パネルを取り付けて完成です。
施工前後の比較
工事が終わってからその後
工事が終わってから再度お伺いすると、お施主様の手によって、緑あふれる素敵なお庭になっていました。
肝心のフェンスですが、このデザインは隙間がないため、しっかりと目隠しの役目を果たしています。
これが暗めな色だと閉塞感を感じがちですが、光沢のあるプラチナステン色が、空間を広く感じさせます。
お庭のグリーンとも調和していますね。
S様、ありがとうございました。