施工前
単板ガラスのままなので、この際サッシごと雨戸も一緒に取替たい、単板ガラスなので通行の音も若干気になっているとご相談いただきました。
今後、こちらの部屋を寝室として利用するので、朝日が入るように雨戸も戸板を1枚だけ通風タイプにしたいとのご要望で、通風雨戸付きのエピソード(樹脂アルミ複合)にお取替えする運びとなりました。
施工中
まず既設のサッシ、戸袋を解体していきます。
次にサッシ廻りの板金のみ丁寧に剥がしていきます。
今回ご相談をいただいた際、偶然にも親族の塗装屋さんにて板金塗装を行っていると伺っていましたので、窓取替をされるつもりでいるなら塗装が後になる方が綺麗に仕上がるのでとこちらの窓側の壁面だけ待ってもらうようにお伝えしてもらい、作業を待ってもらっていました。
窓枠と戸袋を組み立てて取り付け、障子・網戸等を吊り込みます。
室内側の額縁等も取り付けて綺麗に仕上げます。
障子の建付けもほとんど調整が必要ないくらい丁度で、上手くいきました。
剥がした板金は今回再利用なので、釘で打ち取り付けていきます。
施工後
雨戸の戸板を1枚のみ「通風タイプ」にし、残り2枚は通風タイプと同じ意匠・耐風圧性能となっている「パネルタイプ」としました。
間取りや予算などに応じて使い分けができるのはうれしいですね。
通風の戸板をどの位置にするかは、お好きな位置でお選びできます。
今回は室外からみて一番左というご要望だったので、一番左の戸板が通風タイプとなります。
外観色は既設サッシに色が近かった「ブラウン」、内観色は和室という事もあり「ナチュラル」をお色にこだわりのある旦那さんにお選びいただきました。
操作スイッチが2つあり、スライドさせる事で上下別々にルーバーの操作が可能となります。
戸板の下部は防犯のため固定パネルが設けられていて、開かないようになっています。
上下別々に全開・全閉にした写真です。
お施主様もこれにして良かった!とお喜びいただけました。
これで夜間に雨戸を閉めて就寝しても起床時に朝日が入ってきますね!
ありがとうございました。